【NVF通信Vol.8】「私、会社辞めます」…と言わせない新人の育て方 Vol.1

 

ブログをご覧のみなさま、こんにちは!

今回からは全3回に渡り「新人育成」について

耳寄りな情報をお届けしていきたいと思います。

 

4月に入社された新人たちも、 

半年を過ぎそろそろ現場に馴染んできた頃かと思います。 

そんな彼らの今後の成長が、 会社の未来を左右する

重要な要素であることは間違いありません。 

では、早期離職を防ぎながら新人たちにすくすくと

成長してもらうための要諦とは一体何なのでしょうか。 


その答えは、大きく分けて3つあります。 

①育てる人材  ②育てる手法  ③育てる文化

 

この3つを正しい方法で実践すれば、新人たちはすくすくと成長してくれます。 
ただし、正しい順番で実践することが大切です。 


「人材→手法→文化」という順番です。 
この順番を間違えたり無視したりすると、大きな効果は期待できないので注意してくださいね。 

それでは早速、 連載1回目の今回は「育てる人材」について お話を進めていきたいと思います。

 

「親そっくりに子供は育つ」

まずは大前提からです。 新人は、赤ん坊です。 
社会人、仕事人、組織人として生まれたばかりの彼らには、できることがほとんどありません。 

一言でいえば、誰ひとり例外なく赤字社員です。 
だからこそ教育が必要なわけですが、 注意しなければならないのは

「親そっくりに子供は育つ」という真実です。 

正直、どの親(上司)が育てたかによって、新人はできる子にもできない子にもなります。 
とても単純な話ですが、かなり重要です。 

新人が最初の上司から吸収したことは、 その人の社会人、仕事人、組織人の土台になります。 

しっかりとした良い土台を身につければ、

働く場所、人、仕事の 内容が変わっても成果を出せますが、 

悪い土台を身につけさせると、真逆の結果になります。

 

最悪の場合、さらにその下の後輩に悪い土台を身につけさせてしまいます。 
本人だけならまだしも、 負の連鎖が会社に蔓延してしまうなんて怖いですよね。 

取り返しのつかないことになります。 

だから、不適切な上司に新人育成を担当させてはいけません。 
社内でも選りすぐりの、新人育成が天職のような上司をつけてあげてください。

 

では、新人育成が天職の上司とはどんな人材なのか。 その選び方もお伝えしておきます。

「新人育成未経験の若手が狙い目」

◯ 素直で謙虚でプラス思考 

◯ 自身の仕事で成果を出している 

◯ 苦労を買ってでもしている 

◯ 会社・仕事・仲間の魅力を語れる

 

これらの条件をすべてクリアしている人がいたら、 今すぐに新人育成担当に抜擢してください。 
間違いなく新人に良い土台を身につけさせてくれます。 
新人育成が未経験の人でもまったく構いません。 入社2年目や3年目の若手でも大丈夫です。 

むしろ育成担当を経験することで、本人のさらなる成長も同時に手にできます。 

一石二鳥です。 逆に、こんな人は絶対にダメです。

✖ 批評家で見栄っ張りでマイナス思考 

✖ 自身の仕事で成果が出ていない 

✖ 苦労を他人に押し付ける 

✖ 会社・仕事・仲間の愚痴を語る

 

もし上記の1つでも該当する人が新人育成を担当していたら、 すぐに外してください。 

大切な新人が、1年以内に「私、会社辞めます」と言い出すか、

 辞めなくても会社に衰退をもたらす悪の手先になってしまいます。 

 

最後に、「該当者がいない場合についてはどうすればいいの?」 
というご質問についてお応えしておきます。 

このメルマガをご覧になられている「あなた」が、

 新人育成が天職の栄えある第一号になってください。 そうすれば、あなた自身の人生のみならず、 

共に働くすべての仲間の人生をもっと輝かせることができます。 
その価値は、どんな仕事の成果よりも大きいと思います。

  • 素直で謙虚でプラス思考
  • 自身の仕事で成果を出している
  • 苦労を買ってでもしている
  • 会社・仕事・仲間の魅力を語れる

 

こんな人材に溢れた会社は、 どんな状況からでも成功を勝ち取ることができます。 

皆様が愛する会社が新人育成に成功し「私、この会社が誇りです」

と笑顔で言える社員が増えていくことを切に願っております。 

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最後までお読み頂き、ありがとうございました。 

 

次回、連載の第2回は… 
旧日本軍の連合艦隊司令長官山本五十六氏の名言を引用しながら、

「育てる手法」についてお届けしたいと思います。 
楽しみにしていてくださいね。 それではまた次回、お会いしましょう。

 

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