ミスタードーナツとセブンカフェドーナツはどっちが甘いのか?? ~集客数を上げるには、ターゲットを明確にすることから始める~

今、弊社には、毎日のように全国から成約率UPの相談、集客UPの相談、人材に関するご相談、撮影に関するご相談等、たくさんのご相談が寄せられます。その中でも、ダントツに多いのは、「成約率UP」と「集客数UP」の2大相談です。やはり、どの施設様も業績に直結するこの2つの点に関しては、一番興味を持っておられるようです。
今回は、集客に関して、現場でよくある「あるある話」をもとに、どのようにすれば、集客数がアップするのかを解説させて頂きます。
私が、ご相談頂いた施設様にお伺いさせて頂き、集客数が落ちていることについて、ヒアリングを経営者様(経営幹部)や現場のウェディングプランナーに話を伺うと大体次のような声が、頻繁に聞こえてきます。

 

【クライアント先の社長の声】

「来館数を増やすためにやる事やってるつもりだけど、

来館の減少が止まらない・・・」

「スタッフがWEBの更新作業にやらされ感がある・・・」

「今、やっていることは正しいのか分からない・・・」

「更新・入力作業が深夜まで掛かり、残業代が下がらない・・・」

【クライアント先の現場の声】

「忙しすぎてWEBを更新する時間が無い・・・」

「いろいろフェア企画は試みるが反響が少ない・・・」

「どんなフェア名にしたらいいのか分からない・・・」

「集客業務をやるのは、正直、面倒・・・」

「休みの日に出社して作業するから、モチベーションが下がる・・・」

こういうお悩みはすべて当てはまらないにしても、1つくらいはどこの現場でもよくある話ではないでしょうか?

こういう時に私はよく、「ミスタードーナツとセブンカフェドーナツ」の話をします。どういう事かと言うと、皆さんもよくご存じだと思いますが、老若男女問わず愛され続けるミスタードーナツミスタードーナツが、長年愛され続けるのには、明確な理由があります。それは、「ターゲットが決まっている」という事です。ミスタードーナツのターゲットは10代の女性~40代の女性。女子高生同士やママ友同士という女性グループもよく見かけます。まさに、この客層がミスタードーナツのターゲットなのです。ですから、ミスタードーナツで特徴的なのは、店舗内に4名掛けやグループ席が多い代わりに一人掛けのカウンターは少ないレイアウトになってます。更に、イメージカラーもオレンジやイエロー等、ポップで可愛いカラーが使用され、カップケーキやクロワッサンドーナツ等の女子ウケの良さそうな商品が開発されてます。キャラクターもポンデライオンなど可愛いですよね。一方で、セブンカフェドーナツはどうでしょう。セブンカフェドーナツのターゲットはコーヒーを買うサラリーマン(男性)です。これは、コーヒーとのセット買いで売上増を計る狙いがあります。セブンイレブンのレジ横に並ぶポップを見てみるとそのビジュアルはどこか高級感やシックを感じるテイストで統一されてはおりますが、「オールドファッション」「もちもちリングドーナツ」等の商品の見た目に関しては、ミスタードーナツとよく似ています。しかし、決定的に違う点が、実は「甘さ」なんです。どちらが甘いかというと、わかりますよね。答えはミスタードーナツの方が甘いです。店舗レイアウト、イメージカラー、そして売り上げに直結する商品等全ては、ターゲットが定まるからこそ開発が出来、ターゲットが定まらなければ、商品開発は出来ませんし、開発したとしても売上にはつながらない結果になってしまいます。これをブライダルに置き換えると、集客においても、ターゲットを定めた「ブライダルフェア造成」が集客アップのカギになります。ターゲットが刺さりやすいキーワード、興味を持ちやすいイベント、ニーズが高いこだわりポイントを盛り込んだ、ブライダルフェアを造成し設置する事。それからまずは行うといいでしょう。